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親知らずを抜く?抜かない?
皆さん、親知らずを抜くか、抜かないか、悩まれた経験はありませんか?
親知らずの生え方は人によって様々ですが、親知らずを抜くべきか、抜かないべきか、何を基準に考えればよいか、、、悩まれた経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
今回は、親知らずを抜くべきか抜かないべきか、判断がしやすくなるように親知らずの抜いた方が良いときはどんな時なのかをご紹介していきます。
まず、親知らずの歯を抜くかどうかは、痛みや不快感、または口腔内の問題の程度によって異なります。基本的には、親知らずがまっすぐ正常に生えていて、周りの歯や口腔内の組織に影響を与えていない場合は、抜歯する必要はありません。また同様に歯ぐきに埋もれていて、他の口腔内に影響を与えていない場合にも、抜歯をする必要はありません。
ただ、以下のような状況では、親知らずの抜歯をすることをお勧めいたします。
■親知らずが不正な角度で成長し、周囲の歯や骨に圧迫や損傷を与え、または感染や炎症を引き起こす可能性がある場合。
■親知らずが部分的に生えており、口腔内の清潔性に悪影響を与え、または感染や炎症を引き起こす可能性がある場合。
■親知らずが歯列に十分なスペースを持たず、周囲の歯や歯茎を押し付けたり、他の歯の移動や歯並びの悪化を引き起こす可能性がある場合。
上記の場合は、いずれも虫歯や歯周病など、親知らずが原因で口腔内に悪影響をおぼしてしまいます。
ただ、親知らずは、永久歯であることに変わりはなく、上記の抜いた方が良い場合に該当せず、正しくケアができていれば、将来的に他の抜けてしまった歯に移植をすることもできる場合がありますので、他の永久歯と同様にきちんと日々ケアを行いましょう!
今回ご紹介したものは、あくまで判断していただく上での参考となりますので、最終的に親知らずを抜歯するかどうかは、歯科医師に相談して検査や評価を受けたうえで、判断することが重要です。親知らずが気になる方は、一度歯科医院できちんと診断してもらいましょう!
さわだ歯科クリニック戸田
院長 澤田 尚也