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クラスB滅菌器を導入しました!
皆さん、こんにちは!!
春が到来したと思ったら、あっという間に桜が散り、暑くなる日が多く、梅雨から夏へと移り変わっていきますね💦
今年は、統計開始以降の120年間で最も暑くなることが予想されているようです🌞
夏に備えて、まだ5月ではありますが、暑さになれておく必要がありそうですね。。。
さて、先日当院のインスタグラムでもご紹介させていただきましたが、当院では4月より新しく世界で最も厳しいヨーロッパの滅菌規格で最高基準の、クラスBという滅菌レベルのオートクレーブを導入しました!
今回はこのクラスB滅菌機について説明していきます。
クラスB滅菌器は、感染予防先進国であるヨーロッパでは当たり前となっておりますが、日本ではまだ2%程度の導入率と言われております。
今回は、この【クラスB滅菌器】について、他の滅菌器と比較をしてご説明していきます。
■クラスB(バキュクレーブ31B+)
プレポストバキューム方式で滅菌され、滅菌前に複数回のバキューム脱気を行うため、あらゆる器具の内部まで確実に空気を除去し、蒸気が行き渡ります。ガーゼやドレープといったきめ細かいもの、複雑な形状の器具の滅菌に適している。
■クラスS滅菌器
単一バキューム方式で、滅菌前に一度だけバキューム脱気を行う方式で、中空器具や包装された固形物の滅菌が可能 です。歯を削るハンドパースという器具などの滅菌に適しております。
■クラスN滅菌器
重力置換方式で、蒸気の重力を利用して空気を置換する方式で滅菌を行います。包装されていない固形物や簡単な器具の滅菌に適しているが、中空器具や多孔質材料の滅菌には適しておらず、主にミラーやピンセットを滅菌するのに適しております。
ランク付けをすると、
①クラスB
➁クラスS
➂クラスN
となります。。。
実は、日本で一番多いのはこのクラスNタイプなのです。
クラスBは、特に歯科や医療機関で中空器具や複雑な形状の器具を使用する際に、その高い滅菌能力が大きな利点となります。
当院としましては、患者様が安心して診療をうけられるように環境を整えのはもちろんではありますが、当院で働くスタッフも安心して働ける環境を整えております!
まだ普及率の低いクラスBではありますが、少しでも早く日本でも当たりまえとなる状況になることを願っております。
是非今回を機にクラスB滅菌器を覚えていただけると幸いです!
さわだ歯科クリニック戸田
澤田 尚也