昔の人は、どんな歯ブラシを使っていた??

昔の人は、どんな歯ブラシを使っていた??

皆さん、こんにちは🌻
本格的な夏が到来し、当初の予想通りの猛暑が続いております🌞
皆さんくれぐれも体調管理には十分にお気をつけくださいね🍀

今回は、歯ブラシの歴史についてです!
皆さん今、当たり前のように使用されている歯ブラシですが、その歴史をご存じでしょうか??

歯ブラシの歴史は古く、現在のナイロン製の毛を使った歯ブラシは20世紀の中ごろになります!
早速歴史を見ていきしょう!

🦷古代の歯磨き方法
紀元前3500年頃: 古代エジプト人やバビロニア人は、「歯磨き棒」を使って歯を清掃していました。
これは木の枝の一端を噛んで繊維状にしたもので、今日の「ミスワック」と似ています。
紀元前1600年頃: 中国では「歯の木(teeth tree)」と呼ばれる特定の木の枝を使って歯を磨く方法が記録されています。
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🦷中世の歯磨き法
紀元600年頃: ムスリムの文化では、先端を繊維状にしたアラビアの木の枝である「ミスワック」が使用されました。
この方法は現在も一部の地域で使われています。中世ヨーロッパ: 織物や指を使って歯をこする方法が一般的でした。
香辛料や炭を使用して歯を磨くこともありました。
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🦷近代の歯ブラシ
1498年: 中国で最初の近代的な歯ブラシが発明されました。豚の毛を動物の骨や竹の柄に取り付けたもので、これは今日の歯ブラシの原型となりました。
1780年: イギリスのウィリアム・アディスが豚の毛を牛の骨に取り付けた歯ブラシを製造し、商業的に成功を収めました。
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🦷19世紀以降の進化
1938年: デュポン社が最初のナイロン製の毛を使った歯ブラシを開発しました。これは「ドクターベスト」と呼ばれ、従来の動物の毛よりも衛生的で耐久性がありました。
1960年代: 電動歯ブラシが登場し、さらに効率的に歯を清掃できるようになりました。最初の商業用電動歯ブラシは1960年にGeneral Electricが発売しました。
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🦷現代の歯ブラシ
現代: 歯ブラシのデザインや素材は多様化しており、電動歯ブラシ、超音波歯ブラシ、デジタルセンサー付き歯ブラシなど、様々な種類が存在します。
加えて、環境に配慮した竹製の歯ブラシなども登場しています。このように、歯ブラシは長い歴史の中で進化を続け、現代では高度な技術が取り入れられるようになりました。

いかがでしょうか。。。
今と全く違う材質・手法になりますが、紀元前という遥か昔から歯ブラシという存在がありました。
今後さらに進化していくかと思われますが、皆さんしっかり現代の手法で口腔内ケアをしていきましょうね!

 

さわだ歯科クリニック戸田

澤田 尚也