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5~8歳は虫歯リスクが高い
戸田駅徒歩2分の歯医者「さわだ歯科クリニック戸田」院長の澤田尚也です。
今回も、小児歯科についてです。
一生のうちには、虫歯ができやすい時期があり、最も危険な時期は、乳歯が生え始める1、2歳というお話を、以前にしましたが、それと同じくらい危険な時期が、永久歯が生え始める5~8歳です。
この時期には、六歳臼歯と呼ばれる、第一大臼歯が生えてきます。
この第一大臼歯は、乳歯列のさらに奥から生えてくるので、そもそも生えてきてることに気付かなかった!
という方も少なくありません。
また、嚙み合わせの面が、複雑な形をしているうえに、完全に生えそろうまでに、上あごで11ヵ月、下あごで17ヵ月もかかるのです!
なので、歯ブラシが行き届かず、食べかすや、細菌がたまり、虫歯になってしまうことが多いです。
しかし、この第一大臼歯は、お口の中で一番大きい歯で、この第一大臼歯が一本なくなると、噛む力が30%ほども減少するといわれていて、嚙み合わせの”要”ともいわれています。
そんな第一大臼歯を、虫歯にしないためには、この歯の生え始める5~8歳には、特に念入りに歯みがき(仕上げ磨き)を。
また、定期的に歯科医院で検診を受け、磨き残しのチェックやクリーニングを受けましょう。
また、生えたばかりの永久歯は、乳歯同様、酸に弱いので、フッ素塗布やシーラントという予防処置が有効です!
当医院では、お口の中の状況をご説明するとともに、その状態に合わせたケアを、その都度ご提案しています。
適切な時期に、しっかりとしたケアをして、大切な第一大臼歯を失わないようにしたいものですね☆