定期健診の際に、お母さんから「最近、こどもの口臭が気になっていて…」と相談されることがありました。

こどもの口臭の原因として『口呼吸によるお口の中の乾燥』が多いことがわかっています。

今回は「こどもの口臭」について詳しく原因や、その対処法をお伝えしていきます!

 

 

 

まずは『口呼吸』になってしまう原因についてご紹介していきます。

--------------------------------------------------------------------------------

① 睡眠時無呼吸症候群の可能性

睡眠時に頻繁にいびきをかく場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性があり、口呼吸になりやすいことが分かっています。

  • 9/1(水) こどもの口が臭いんです!

②歯並びによるもの

呼吸の仕方については歯並びも大きく影響します。

特に出っ歯の場合、口が閉じにくく無意識のうちに口をあけてしまっていることが多いです。

こどもの場合テレビをみていたり、おもちゃで遊んでいるなど何かに集中している時に無意識にポカンと口を開けてしまっていることも少なくありません。

  • 9/1(水) こどもの口が臭いんです!

③筋肉量の低下

お口周辺の筋肉が弱いことにより単に口で呼吸する習慣がついている場合もあります。

-----------------------------------------------------------------------------------

 

 

お口の中の乾燥は、細菌からの感染を防ぐ扁桃の免疫機能を弱めてしまい、

口腔内の細菌の増殖を引き起こすことがあります。

それら細菌が作りだすガスのような物質が口臭を引き起す原因になってしまうのです。

 

もちろん口臭の原因は口呼吸によるものだけではなく、

「歯に付着している汚れ」も原因の1つとなります。

小さい子どもは特に、自身でうまく歯ブラシができないため「磨き残し」が出てしまいます。

必ずお父さん、お母さんが仕上げ磨きをしてあげてください!

 

 

口呼吸を改善するためにはガムを噛んで筋力を高める方法や、寝方にも工夫があります。

さわだ歯科クリニックでは改善方法やトレーニング法もお伝えしていますので

気になることがありましたら、お気軽にご相談ください!